本ページはアフィリエイトによる収益を得ています

【LP購入記録】サバスとアート・ブレイキーと小林明子

 先週購入したうちの3枚をアップ。特に意味はないが、バラバラな3枚となった。

HEADLESS CROSS/ブラック・サバス

アーティストBLACK SABBATH
タイトルHEADLESS CROSS
カタログNo.064-24 1005
プレス国オランダ
A面ランアウト2419551- A
B面ランアウト2419551- B1 1

 少数派になるとは思うが、誰がなんと言おうと BLACK SABBATH の中で最も好きな作品は、このアルバムだ。高校生の頃に初めてリアルタイムで出会い、ずっと愛聴している。オジーディオ 時代のアルバムを聴くことはもうほとんどないが、本作だけは今でもたまに聴いている。
 で、概ねすでにCDへ移行した時期の作品でもあるので、特にアナログで揃えることに意味はないのだが、好きな作品なので高かったが買ってみた。
 感想としては、やはりレコードだからどうという事もなく、相変わらず捨て曲のない名盤だなという思いだけで、音質的に特筆すべきものは感じられなかった。
 ただ、A面ラストに 「When Death Calls」 が来て、B面ラストが 「Nightwing」 で終わるアルバム構成は、CDで通して聴くよりも圧倒的に聴きやすい。LED ZEPPELIN」 のA面ラストが 「天国への階段」 で終わって余韻にひたれるのと同じである。
 個人的にはヘヴィ・メタル史に残る傑作だと思っている。

ALBUM OF THE YEAR/アート・ブレイキー

アーティストART BLAKEY and THE JAZZMESSENGERS
タイトルALBUM OF THE YEAR
カタログNo.RJL-8058
プレス国日本
A面ランアウトG V 〄(B) RJL-8058A 111米
B面ランアウト RJL-8058B 111米

 なぜか日本盤は生理的に不快なジャケットで発売されたアルバム。
 80年代の作品なので、音質的には悪くない。一応、見本盤ではあるが、国内盤なのでそれほど音質的なメリットはないだろう。
 ただ内容は意外と良かった。アート・ブレイキー はあまり好きなドラマーではないのだが、本作では良い意味で控えめであり、全体的なアンサンブルが楽しめる1枚になっている。
 ジャズ史に残る名盤などでは決してないが、これはこれで定期的に聴きたくなるなと思わせる内容だった。
 ちなみに現在、出回っているCDでは、全然別に日に録音されたテイクが冒頭に2曲追加されるという、訳の分からない構成になっているが、アナログではあくまで 「Cheryl」 から始まる6曲である。

TRUE LOVE/小林明子

アーティスト小林明子
タイトルTRUE LOVE 〜Love Ballad Selection〜
カタログNo.28FB-2076
プレス国日本
A面ランアウト28FB-2076-A 1S 14 Z-9
B面ランアウト28FB-2076-B 1S 12

 小林明子 のバラード集である。彼女の代表曲 「恋におちて ーFall in Loveー」 はすでにEPレコードを持っているが、他の曲も聴いてみたくなって、手っ取り早いこの編集盤を買ってみた。
 何となく予想していた通り、良質な楽曲が多く、彼女の伸びの良い高音が存分に活かされている。「恋におちて」 ほど圧倒的な名曲は確かになかったが、満足のできる内容だ。
 ただ同時に 「恋におちて」 を超えられなかった限界も見えてしまうという、なかなか残酷なコンピレーション盤でもある。
 とはいえ、作曲家としてよりもシンガーとしてだけで十分な音楽家だろう。もっと売れても良かったと思うが、やはり 「恋におちて」 のインパクトが強すぎたのか。


↓ コメントはこちらへ ↓

タイトルとURLをコピーしました