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【LP購入記録】HERE’S TO BEN/ジャシンタ

 久しぶりに『LP購入記録』を更新したくなった1枚。かなりの高音質である。

Here’s to Ben/Jacintha

アーティストJacintha
タイトルHERE’S TO BEN
カタログNo.GRV1001-1
プレス国アメリカ

 もともと良質な録音で知られるアルバムで、以前から「Danny Boy」などはオーディオのレファレンス曲としても利用していたが、作品自体はそれほど好きではなく、サブスクでたまに聴く程度だった。今回レコードで購入したのは、45回転2LPが割りと安く売られていたのを見つけたので、深く考えずポチっただけだ。

 ところがLPで聴くと予想外に音が芳醇で、ながら聴きでかけたにもかかわらず、ついつい曲に意識が向いてしまう。
 ボーカルも演奏も生々しく、まさに目の前にステージがあるかのようなサウンドだ。前に出る音と引っ込む音がかなり顕著に浮き出されており、集中して聴けば本当に質の高いレコーディングが行われたのだと体感できる。
 サブスク音源と比較するとオーディオファイルの方々に叱られそうだが、それにしてもこれほどレコードが艷やかでリアルに鳴ってしまうと、到底ほかの音源で聴く気なんて全く湧いてこない。

 45回転2枚組なのにゲートフォールド仕様ではなかったりと、あまりジャケット等に高級感はないが、中身は紛れもなく一級品である。
 これは買って良かった。しばらくヘビロテである。


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  1. jin より:

    ジャシンタ、初めて知りました。
    本当にいい音ですねぇ
    ダイアナクラールもそうですけど音の良いアーティストは他のアルバムも音がよく出来てるんですよね、ジャシンタの他のアルバムも模索してみます!ありがとうございます。

    • ヨリヨリヨリヨリ より:

      こんばんは。コメントありがとうございます。
      ですよね、イイ音ですよね、このアルバム。
      何というか、単に音質が高いということではなく、きちんと心に染み入ってくるような、まろやかさと心地良さを感じます。
      LPで買えて良かったです。このレベルになると、やはりサブスクとの差はありました。

  2. 10才 より:

    こんにちは

    覚えていないと思いますが、前にツイッターでOrtofon OM10のカートリッジについてお話しした者です。ツイッターの方は凍結されているとのことなので、こちらに書きますね。

    日本では流通していないカートリッジで、中古市場でも出てこなく困っていたのですが、それより下の機種OM5Eを試す事ができまして、アナログライクな音で非常に好みな音だとわかりました。調べたら日本では入手可能とのことですが、入荷未定の模様。

    しかし、もう少し深く調べたら、数日前にノムラ無線さんにて入荷されたみたいで、本日注文致しました。自分が頼んだモデルは更にアナログを深掘りしたいと思いOM5S(丸針)にしました。値段も送料含め7千弱とのことで、ワクワクしております。自分もカートリッジは結構試しましたが、全部音が良すぎるんですよね。レコードなのに、CDやハイレゾのようなハイファイな高音質の音で、最近まで聴いても意味ないと思ってましたが、このカートリッジに出会って本当良かったなと思っております。まぁ、恐らく昔の人はアンプで音は作っていたと思うんですが、こっちの方がリーズナブルで良いです。

    自分はまだ丸針の方は試せておりませんが、もし良かったら買ってみてください笑。
    自分はOM10の音は知らないんで、比較したブログ見てみたいです!

    長文、失礼致しましたm(_ _)m

    • ヨリヨリヨリヨリ より:

      こんばんは。コメントありがとうございます!
      Twitterはホント、なぜか急にアカウント凍結されてしまい、途方にくれております。そんなに変なツイはしていなかったハズなのですが。。
      一応、別アカウントは取得したのですが、気分が乗らず、ほとんど投稿はしてないんです。
      現状では Threads をメインにしていこうかとも思ってますが、まだまだ痒い所に手が届かない未完成なサービスとアプリなので、どうにもSNS難民状態です。

      で、OM5ですか。スイマセン、全然知りませんでした!
      いまそのノムラ無線さんというお店のHPも拝見しましたが、グレードが3つもあるんですね。
      確かに聴き比べしてみたいとも思いますが、2年前にOM10を米国のセラーから2つ買って、1つは将来のために保管してあるので、安価とはいえ類似カートリッジを増やすのは、ちょっと躊躇しますね (笑)
      ちなみにここ2年は、3つのカートリッジを使い分けていて、プレスが新しい(2000年以降くらい)LPはSPU、50〜70年代のジャズやロックは ShureV15、そして70〜80年代のショボい音が魅力的なLPはOM10といったカンジです。やはり初期の頃の竹内まりややジャクソン・ブラウンなんかは、OM10がいちばん染みます。

      あと、つい先月にモノラルのMCカートリッジを買い足しました。
      オーテクの AT33MONO というモデルです。近いうちにブログに書こうとも思ってますが、やはりモノラルはモノ針だなと思えるだけの価値あるカートリッジでした。

      なんだかんだ言ってアンプやスピーカーはやっぱり高価な機種ほど音が良いとも思いますが、カートリッジに関しては完全に好みが勝っていると感じます。
      書かれている通り、アナログで無闇に高音質を目指してデジタルに近づいたら、本末転倒ですもんね。

      OM5に関しては、ちょっと検討させて頂きます (笑)
      OM10の買い置きがなければ、迷わず買っていたハズですが。
      スイマセン、なんか長々と書いてしまいました。
      また除いてやってください!

      • ヨリヨリヨリヨリ より:

        (誤) 除いてやってください
        (正) 覗いてやってください

        あと、一応ブログのTwitter(現:X)へのリンクを、アカ凍結後に取り直したアカウントへのリンクに、直しておきました。

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