中断期間も明け、今日のセレッソ大阪は、ホームでFC東京と対戦。
スタメンは下記公式Twitterの通りだ。
明治安田生命J1リーグ第22節
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) August 6, 2023
8/6 19:00 KICK OFF⚽️#セレッソ大阪 × FC東京
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FWレオ・セアラが出場停止とあって、今夏に加入したばかりの渡邉りょうがいきなりのスタメン。上門との2トップである。
ゲームは前半の早い時間にあっさりとFC東京が先制し、最後までその1点が重くのしかかって、0-1でセレッソが敗北を喫している。
C大阪 0-1 FC東京
90分を通して多くチャンスを作ったのは、圧倒的にセレッソだった。
しかし先制したのはFC東京。前半7分にフリーキックからボックス内へボールを入れられ、CB進藤が対応できていたがクリアーが甘く、最後はMF松木玖生にかっさらわれてゴール左隅に流し込まれた失点だった。
早い時間帯に先制を許したセレッソだったが、その後、数多くの好機を作る。しかしこれが何ひとつ決まらない。
14分にはSB毎熊とSHクルークスが立て続けに右サイドからクロスを入れるが、中まで通らず。
その1分後には左サイドを突破したSHカピシャーバから、ボックス内にいたクルークスがラストパスを貰うも、トラップが合わずボールロスト。
18分にはFW上門が得意のミドルシュートを放つも枠外。
そしてこの後、FC東京にアクシデント。CB進藤のクリアー気味のロングキックに対して、ブロックに入ったディエゴ・オリヴェイラの足に至近距離からボールが当たったことで、負傷。一度はプレーを再開したが、すぐにディエゴはベンチへ下がることになった。
代わりにFWペロッチがピッチに投入されている。
そしてその後もセレッソは攻め続けるも、決めきれず。
24分、右サイドをパス交換で崩し、クルークスがクロスを入れるも、中で合わず。
さらに27分には、この試合で最初の決定機。自陣深い位置からのCB進藤のロングキックに対し、東京DFエンリケ・トレヴィザンが目測を誤ったのかボールは彼の頭上を超え、裏のスペースへ。ここに走り込んでいたFW上門が、PA外まで走ってきたGK野澤と1対1になったが、左を上がってきたFW渡邉りょうへのパスを狙ったのかよく分からなかったが、とにかく決めきれず。
ワンタッチでGK頭上を越すループシュートを選択してくれれば、無人のゴールを狙えたと思うが、実に残念なチャンス逸脱シーンだった。というか、FWにこれを外されると、チームとしては辛い。
38分にも決定的なチャンスで、相手陣内でのパス回しから最後は左サイドをオーバーラップしたSB舩木が、ゴールライン際からマイナス方向のクロスを入れ、ボールはゴール正面に走り込んだMF香川のもとへ。しかし香川のらしくないシュートミスで、これも決められず。
これが入らんなら、いつ点を入れるのかと観ていたが、結局、今日は無得点で終わるのである。
そして1点ビハインドで折り返した後半も、セレッソは何度もFC東京ゴールへ迫った。
49分には左サイドを上門とカピシャーバで持ち上がり、最後は角度のない位置からカピシャーバが半ば強引にシュートを放つも、GKがブロック。
ファーにクルークスが走り込んでいただけに、クロスを入れてくれていれば得点していたかもしれないが、とにかく今日はこのシーンのように、味方同士の息の合わないシーンが、何度も繰り返された。
51分のクルークスのミドルシュートは枠外。
54分もSB毎熊が絶好の位置からヘディングシュートを打つも、GK野澤が阻止。
そして59分に、またまた決定機。
後ろからのボールを上門がうまく処理して裏のスペースへ送り、そのまま渡邉りょうがGKと1対1に。ところがこの絶好の場面も、シュートは僅かにゴールの右。
FWにこれを外されると辛いVol.2である。
もはや何をやっても点の入る気がしないセレッソになってきたが、同じように感じたのかFC東京も78分に3人を代えて、5-4-1の布陣に。
なお一層、中央のスペースを埋められたセレッソは、これまで以上にサイドからしか攻め込めないが、すでに渡邉とクルークスはベンチに下がって、代わりにFW北野と新加入のMF柴山がピッチに入っている状態。上背のないゴール前に対してサイドからクロスを入れても、跳ね返されるのは自明の理だ。
しかし無策なチームはそれを繰り返すのみ。まだドリブルで相手のDFラインを混乱させたりした方が賢明だと思うが、そうした狙いはほとんど見られなかった。
それでも90分にはMF喜田の縦パスから上門がPA内左に抜け出て、中へクロスを入れる好機を作ったが、シュートまで持ち込めず。
93分にも、上門の左からのクロスに北野がワンタッチでシュートを放ったが、ボールに力はなくコースもキーパー正面で、GK野澤が難なくキャッチ。
こうして、5バックを敷きながらも複数回に渡って縦パスを入れられて破られるという、決して強固とは言い難いFC東京の守備陣を最後まで崩せず、0-1で試合終了。
今日の試合に限っては、いくらなんでも決定力に欠ける選手たちにまずは猛省を促したい。中断期間中に数少ないチャンスを何度もものにする女子W杯のなでしこジャパンの活躍を目にしていただけに、今日のセレッソは観ていて本当にストレスが溜まった。
しかし終盤の、ちびっこばかりのゴール前に対して単純にサイドからボールを入れるのも、いくらなんでも酷い光景だった。守る側のFC東京としては、実に楽チンで脅威は感じなかったと思う。
小菊監督が指揮を執ってすでに2年以上が経過しているが、ビハインドの状態での得点力の欠如は、一向に改善されない。高さのないゴール前へクロス一辺倒なんて、失笑に値すると思うが。
選手採点(セレッソのみ)
GK
ヤン・ハンビン 5.5
失点シーンはノーチャンスだろう。ハイボールの処理もフィードも、安定したプレーだったと思う。
DF
毎熊 晟矢 5.5
彼も安定したパフォーマンスだったと思う。守備に穴を開けず、タイミングをみての攻撃参加も適切だった。1点決めていれば文句なしだった。
進藤 亮佑 4.5
失点シーンでのボールの処理は頂けなかった。CBは少しのミスが失点に繋がるので不憫だとは思うが、結果としてこれが決勝点になっているのが現実である。
鳥海 晃司 5.5
もはや堂々としたJ1のセンターバックに育ち、以前のようなチョンボは影を潜めた。嬉しい限りだ。
舩木 翔 5.5
彼も決して悪くないパフォーマンスだったと思う。後半アディショナルタイムにゴールを死守した、気迫のこもったディフェンスも良かった。
MF
クルークス 5.0 (67分 OUT)
献身的に守備にも奔走したが、得意の左足は枠を捉えられず、チームを勝利へは導けなかった。
香川 真司 4.5
あくまでも彼のポテンシャルを考慮した上での厳し目の採点。いつになくボールロストが目立ち、チャンスの創出もできなかった。
喜田 陽 5.0
前半はほとんど何もできず。後半は良いパスも見せてくれたが、そのプレーを90分発揮して欲しい。
カピシャーバ 7.0
ひとり気を吐いたプレーの連続。何度も左サイドを突破し、中へボールを送り続けた。FC東京の右サイドは、二人がかりでも彼を止められないシーンが散見された。
FW
渡邉 りょう 4.0 (67分 OUT)
59分のGKとの1対1は、FWなら絶対に決めなければならない決定機。あと、特に序盤はあまりに速く裏を狙いすぎていて、味方とタイミングが全く合っていなかったのも気になった。(これは今後、徐々に改善されるハズだが)
上門 知樹 4.0 (70分 OUT)
前半27分の決定機、なぜGK頭上を超すループシュートを選択できなかったのか。タラレバを言っても仕方ないが、あそこで同点に追いついていれば、試合結果は違ったものになっていたと確信している。
交代出場
北野 颯太 4.5 (67分IN)
このブログでは彼に低い点数をつけることが多く、今日もあまり期待せずに応援していたが、やはりいつもの彼だった。
柴山 昌也 5.0 (67分IN)
終盤は、単純にクロスを放り込むのではなく、彼のドリブル等も使って突破を図るべきだろう。実際にそういうシーンもあった。欲を言えば、フロンターレ時代の三笘のような、途中出場でサイドを突破するアタッカーになってくれるとありがたい。
監督
小菊 昭雄 4.5
いつも通りの修正力の乏しさ。レオ・セアラがいないと点が取れない、先制されると手も足も出ないという、分かっていたことが現実になっただけの今日の試合。個人的には、来季は別の監督を据えて欲しい。彼が監督なら降格することはないハズだが、悲願のリーグ優勝も無理だろう。
それにしても、5人交代という今のレギュレーションで、たった1回で二人代えただけという今節だったが、他に入れたい選手がベンチにいなかった。強化部の責任も問いたい。
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