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【LP購入記録】アート・ペッパーとニール・ヤング

 今週購入したLPは、この2枚だけ。


Live at the Village Vanguard/アート・ペッパー

アーティストArt Pepper
タイトルLive at the Village Vanguard
カタログNo.GXH 3009〜11
プレス国日本
A面ランアウト〄 SILBT 9646−2
B面ランアウト〄 SILBT 9647−1
C面ランアウト〄 SILBT 9648−4
D面ランアウト〄 SILBT 9649−3
E面ランアウト〄 SILBT 9650−2
F面ランアウト〄 SILBT 9651−1

 JAZZファンにはお馴染みすぎる ヴィレッジ・ヴァンガード での、アート・ペッパー のライブ。LP3枚組である。
 1977年のライブなので、晩年といっても良い時期の演奏だ。バックは、ジョージ・ケイブルス(p)、ジョージ・ムラーツ(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds) と申し分ない。
 そのためか、この時期の ペッパー のプレイとしては、かなり艶がある。あまり奇をてらわず、比較的リラックスしたムードで、情感たっぷりに吹いている曲がほとんどだ。
 ただこの時代の作品としては、もう少し音質に期待したかった。音があまりクリアーではなく、少し遠くで演奏しているような雰囲気である。聴いていると、徐々に気にならなくはなるが。
 それにしてもLP3枚を通して聴くと、さすがに集中力が持続しない。内容は悪くないので、これからは1枚ずつ気分にあわせて聴くことになりそうだ。


HARVEST/ニール・ヤング


アーティストNeil Young
タイトルHarvest
カタログNo.P-8120R
プレス国日本
A面ランアウトP-8120R-1 2T1 1-A-6 (1) 〄
B面ランアウトP-8120R-2 1-A-1 〄

 実は ニール・ヤング の声は、あまり好きではない。だから彼の作品の中で本当に聴き込んだアルバムは、そう多くはない。その多くない中のひとつが、本作 「HARVEST」 だ。
 さらにこのアルバムにしても、オープニングの2曲が退屈なので、CDではいつも3曲目から聴いていた。
 ところが先日、さるブログで日本盤レコード 「P-8120R」 の音質が極めて高いと書かれているのを見つけた。
 以前からワーナーのP-8000番台は、日本盤なのに本国オリジナル盤より音質の高い作品もあると、まことしやかに囁かれている。確かに私の所有LPの中では、ジャクソン・ブラウン の 「LATE FOR THE SKY」(P-8527Y) が、USオリジナル盤よりも好みの音だったのは、身をもって体験したことだ。
 ということで今回、その 「P-8120R」 を購入した。
 早速、興味津々でターンテーブルに乗せてみたが、確かに音は悪くないものの、これがリイシューや他国のプレスと比べて質の高い音かどうかは、結局は比べてみないと分からない。
 という事でそのうち、USオリジナル盤にも手を伸ばそうかと考えている。分からんけど。
 それよりも、本作のラスト3曲は(「アラバマ」 〜 「Words」)、本当に質が高いと再確認させられた。


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