ブログを引っ越しして初めのLP購入投稿は、この3枚となった。
PARSIFAL/イ・プー
アーティスト | I POOH |
タイトル | PARSIFAL |
カタログNo. | S 69043 |
プレス国 | イタリア |
A面ランアウト | S 69043◊1L/2 cgd 15/1/74 ZZZ □/ |
B面ランアウト | SCI 69043◊2L 2 cgd 15/1/74 |
このLPは以前、日本盤を持っていたのだが、どうにも心に響かない音で、手放してしまっていた。
ただこのアルバムそのものは大学時代からの愛聴盤で、特にB2「INFINITI NOI」 という楽曲は、ユーロロックの中でもフェイバリット・ソングかもしれないほど大好きな作品なので、本国イタリア盤を買い直してしまった。
本当は伊オリジナルが欲しかったのだが、なかなか見かけないし、Ebay や Discogs で買うと送料も含めて高額になってしまうので、たまたま見つけたリプレス盤で妥協した。
しかし以前に所有していた日本盤とは段違いで、音の鮮度は抜群だった。美しいストリングスは琴線に触れるし、ボーカルも生々しい響きである。B2「INFINITI NOI」 の甘美なオーケストラと、B4「PARSIFAL」 の迫力は、なかなか聴き物である。
これは買って良かった。
Red/キング・クリムゾン
アーティスト | King Crimson |
タイトル | Red |
カタログNo. | SD 18110 |
プレス国 | アメリカ |
A面ランアウト | ST-A-743201-A AT PR IPR |
B面ランアウト | ST-A-743202-A AT PR 1106 |
KING CRIMSON のラスト・アルバム。
これも大学時代からさんざん聴き倒した作品なので、内容そのものに今さらどうという感想もないのだが、ラストのB2「Starless」 はアナログで一度は聴いてみたいと考えていた。
ただしこれもUKオリジナルは高額すぎて手が届かない。よってUSオリジナルで妥協した。
音はやはりこれまで聴いてきたCDよりも、艶があって芳醇である。ところがどうもCDとLPとで音のバランスに違いがある。今回入手したUSオリジナルLPの方が、ギターやドラムが前面で出ているのだ。
これまで約30年、CDの方の音に聴き慣れてきたので、少しレコードのサウンドに戸惑ってしまった。違和感があるともいえる。
どちらが良いかは好みだろう。もう少しLPを聴き込んで判断してみたい。
Jazz At Cal-Tech/バド・シャンク・カルテット
アーティスト | Bud Shank Quartet With Bob Cooper |
タイトル | Jazz At Cal-Tech |
カタログNo. | PJ-1219 |
プレス国 | アメリカ |
A面ランアウト | PJ-ST-648-D1 H |
B面ランアウト | PJ-ST-649-D1 H |
最近ハマっている西海岸ジャズ。バド・シャンク がカリフォルニア工科大学で行ったライブだ。
どこまでもウェストコーストらしい軽快感と気軽さに溢れ、リラックスして聴ける事この上ない。サウンドも、特に良音という訳ではないが、US盤で不満はない。
ただ内容が、イマイチまでは言わないものの、素晴らしい演奏というにはやや淡白すぎるように思える。もう少し熱のこもったプレーが聴きたかった。
BGM として流すには悪くないが。
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