タイトル | スプリット |
監督 | ナイト・シャマラン |
出演 | ジェームズ・マカヴォイ アニヤ・テイラー=ジョイ ベティ・バックリー ヘイリー・ルー・リチャードソン |
公開年 | 2016年 |
タグ(ジャンル) | サスペンス |
個人的評価 | ★★★☆☆ |
あらすじ
高校生のケイシー(アニャ・テイラー=ジョイ)は、クラスメートのクレア(ヘイリー・ルー・リチャードソン)の誕生パーティーに招待される。帰りは、彼女とクレアの親友マルシア(ジェシカ・スーラ)をクレアが車で送ってくれるが、途中で見ず知らずの男性(ジェームズ・マカヴォイ)が車に乗り込んでくる。彼に拉致された三人は、密室で目を覚まし……。
引用元:Yahoo!映画
鑑賞後の感想
ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン主演の『アンブレイカブル』の続編ということで観たが、この作品についてはほぼ関連性はない。最後まで観ると、3作目で両作品が繋がるようだ。
という訳で、この『スプリット』だけ観ると、話としては概ね完結しているものの、全面解決には至っておらず、3作目に引き継ぐ形だ。
本作を視聴後、印象に残っているのは、まずは多重人格者を演じたジェームズ・マカヴォイの演技力だろう。巧みに複数の人格を演じ分ける妙技は、見事という他ない。さらにその多重人格者に攫われた女生徒役のアニャ・テイラー=ジョイの演技力も、これまた良かった。
極めて登場人物の少ない映画だが、それだけに出演者の力量が大事であり、そこは間違いなくクリアーしている作品である。
正直なところストーリー性はあまりないのだが、それでも120分をドギマギしながら退屈なく観終えたのだから、良質な映画だったのだろう。
ここまで来ると、3作目の『ミスター・ガラス』も近いうちに観なければならない。こちらには本作の登場人物に加え、『アンブレイカブル』のブルース・ウィリスやサミュエル・L・ジャクソンも再登場するみたいなので楽しみだ。
もっとも、その3作目はあまり評価が高くないので「観たけどブログで紹介するレベルではないな」という結論に達する予感がヒシヒシと感じられるが。
↓ コメントはこちらへ ↓