本ページはアフィリエイトによる収益を得ています

【セレッソ】 vs ジュビロ磐田(2022年J1リーグ第30節)


 今日のセレッソ大阪は、最下位で降格の危機に瀕するジュビロ磐田とアウェイで対戦。
 スタメンは下記公式Twitterの通り。連戦中で、さらにルヴァン杯準決勝が控えているとあって、大幅にターンオーバーした顔ぶれとなった。

 ゲームは、セレッソが2点を先制しながらも追いつかれ、2-2 のドローに終わっている。

ジュビロ磐田 2-2 C大阪

 ジュビロは立ち上がりから、守備的なシステム。FW杉本健勇を1トップとした 5-4-1 に近い形だ。さらに大きくクリアーするかしないか、ハッキリとしたプレーをしていた。
 分かりやすいカウンター狙いだが、セレッソとしてはボールを握って相手陣内でプレーできるので、少なくないチャンスを作れていた。

 14分には、左サイドをMF為田がドリブルで持ち上がり、オーバーラップしたFW清武がクロス。
 これをファーサイドでFWアダム・タガートが折り返したが、クリアーされてシュートまでは持ち込めず。
 17分にはボックスすぐ外でMF奥埜が縦パスを受け、振り向きざま左脚を振り抜いたが、シュートに力はなく、ジュビロGK三浦が難なくキャッチ。
 20分にも、後ろからのロングボールをFWアダム・タガートが落とし、MF為田がダイレクトでシュートを放ったが、GK正面。

 しかし24分にセレッソが先制。
 まずDF舩木のプレスで相手陣内でボールを奪い、ショートカウンター発動。こぼれたボールを拾ったMF喜田がすぐにボックス内へ縦パス。
 これをFW清武が1タッチで落とし、FWアダム・タガートが相手を一人かわして打ったシュートで、先制ゴールとなった。

 しかしその後、徐々にジュビロも持ち直し、前半終了間際にはセレッソが押し込まれる展開に。
 特に44分の、ジュビロFW山田大記の斜めからのシュートは、寄せも甘く少し危険なシーンだった。


 そしてセレッソの1点リードで迎えた後半、立ち上がりは前半終わりの勢いのまま、磐田のペース。
 中でも47分、クロスボールをFW杉本健勇が胸で落とし、MF金子翔太がダイレクトでシュートした場面は、完全なジュビロの決定機であった。
 セレッソとしては50分、FW清武のポストプレーからのロングカウンターで、左サイドをMF為田が持ち上り、中央のFWアダム・タガートへパス。さらにすぐ右をDF松田がフリーで走っていたが、アダム・タガートは自らシュートを選択。しかし懸命に戻ってスライディングしたジュビロDF大井健太郎の足に僅かに当たり、ボールはゴール右へ外れてしまった。

 しかしこのプレーで得たコーナーキックで、セレッソは追加点。
 MF中原の蹴ったボールに、DF進藤が頭で合わせた得点だった。

 ところが2点ビハインドとなったジュビロは攻めるしかなく、人数を掛けてサイドを攻略し、セレッソはどんどん劣勢の展開に。
 そして56分、ボックス内でボールを受けたMF金子翔太のコントロールショットが決まり、スコアは1点差に。
 さらに69分にもサイドを突破されて入れられたグラウンダーのクロスボールを、戻りながらクリアーに行った進藤がオウンゴール。
 あっという間にゲームは振り出しに戻ってしまった。

 勝ちに行きたいセレッソは、74分に3枚替え。FW上門、MF毎熊、鈴木徳真を投入した。
 そして75分、MF為田の裏へのスルーパス抜け出したFWアダム・タガートがゴールネットを揺らしたが、VARの結果、僅かにオフサイド。
 さらに80分にも、ボックス内でMF奥埜からパスを貰ったFWアダム・タガートがシュートを放つも、GK三浦がブロック。

 ジュビロも86分、途中交代で入ったばかりのFW古川が、DF松田陸をブッちぎって左サイドを駆け上がって中央へクロス。
 これをMF金子翔太が落として、最後はDF松原后がダイレクトシュート。しかしこれは(恐らくGK清水圭介が僅かに触ったことで)クロスバーに弾かれたが、セレッソとしてはかなり危険なシーンだった。

 後半アディショナルタイムには、FW上門が裏のスペースへ独走しかけた際にジュビロMF鹿沼が後ろから足を掛けて倒し、一発退場となったが、すでに試合終了まで1〜2分という時間帯。ひとり多いというアドバンテージを活かす時間もほとんどなくゲームは終了を迎え、2-2 のドローという結果になった。


 大幅なターンオーバーで望んだ試合とはいえ、2点リードしながら追いつかれてのドローは、悔しいというよりは勿体ないというのが実感だ。
 そしてDF松田とMF奥埜をフル出場させてしまったのも、個人的には気がかりである。特に松田は終盤、足が止まっていたので、かなり疲労も溜まっているのではないだろうか。
 いずれにしてもまずは来週に控えるルヴァン杯準決勝に全力を尽くし、そしてリーグ戦ではACL出場を狙って邁進して欲しいと願うばかりだ。この時期に残留争いではなく意義深い試合が控えている状況は、本当に幸運なことだと思う。

選手採点(セレッソのみ)

GK
清水 圭介 5.5
2失点はしたが、いずれも彼に非はない。むしろ前述した終盤の松原后のシュートに、恐らく触っていたと思うので、勝ち点1をもぎ取った功労者といっても過言ではない。結果的にオフサイド判定だったが、67分にビッグセーブもあり。

DF
松田 陸 4.5
終盤に無謀かつ無責任なロングパスを繰り返してカットされ、味方プレーヤーの体力消耗に一役買ってしまった。サイドを突破されたシーンも残念。

進藤 亮佑 5.5
オウンゴールは仕方ないと言えなくもないが、きちんとクリアーして欲しかったというのが本音のところ。ただし追加点のヘディングは勝ちのある1点だった。

西尾 隆矢 5.5
90分を通して安定していた。積極的なボールの持ち出しも好印象。

舩木 翔 4.5
先制点は確かに彼のプレスが起点になったが、それ以外では消極的なプレーが目立ち、ビルドアップの場面でもバックパスがほとんどだった。そして2失点目のオウンゴールにつながった場面で、背後をとられたのは痛恨。

MF
中原 輝 5.0 (74OUT)
久しぶりのスタメンだったが、十分にアピールできたとは言い難い。松田との連携にも不安を残す結果になった。

奥埜 博亮 6.0
チームを勝利に導くことはできなかったが、彼のパフォーマンスは当然のように及第点は超えていた。今節は比較的、中盤から前の位置で存在感が光った。

喜田 陽 5.0 (74OUT)
怪我明けからの復帰戦ということで少し甘めの採点にしたが、率直なところ物足りなさの残る内容だった。特に67分、絶対にボールを失ってはいけない位置でロストしたのは、大いに反省して欲しい。

為田 大貴 5.5 (88OUT)
すっかり替えの効かない選手になってしまったので、もう少し早くベンチに下げたかったというのが本音のところ。左サイドで確実に相手チームの脅威になっていた。

FW
清武 弘嗣  5.5 (74分OUT)
彼らしい視野の広さとチャンスメイク、そして先制点のアシストと、素晴らしい印象と結果を残したが、同時にボールロストが散見されたのも事実。彼にあまり粘り強いプレーを求める気はないのだが、例えば奥埜のようにファールを貰ってボールをキープするといったテクニックも期待したい。

アダム・タガート 6.0 (83分OUT)
清武が交代するまでは1トップに近い場面も多く、それでもよくボールを収めていた。2点目を獲るのチャンスは何度かあったので、どれか決めて欲しかったが、83分までプレスを繰り返す献身性には頭が下がる。オーストラリア代表として、ルヴァン杯準決勝に出て貰えないのが非常に残念。

 

交代出場
鈴木 徳真 5.5 (74分IN)
喜田に代わって投入された後の安定感は見事。結果的にはあと10分、早く入れて欲しかったが。しかしシーズン当初、途中出場で極めて低調なプレーを見せていた彼がここまで成長するとは、本当に驚きである。

毎熊 晟矢 5.0 (74分IN)
やはり現時点で彼と中原を比べた場合、彼のほうがスタメンにふさわしいと思える内容だった。

上門 知樹 5.0 (74分IN)
ボールに絡んだ回数を少なかったが、相変わらず良いポジショニングとランニングをするなと感心した。

ブルーノ・メンデス ー (83分IN)
出場時間が短く採点なし。

山田 寛人 ー (83分IN)
出場時間が短く採点なし。

 

監督
小菊 昭雄 4.5
特に後半、危機感の欠けた選手たちを鼓舞することが出来ず、最下位チームにズルズルと追いつかれてしまった責任は軽くない。2点ビハインドとなって攻めるしかなくなったジュビロの圧力を、そのまま受けてしまった無策な対応も気になるところ。

 

↓ コメントはこちらへ ↓

タイトルとURLをコピーしました