今日のセレッソ大阪は、ホームで名古屋グランパスと対戦。
スタメンは下記公式Xの通りだ。
明治安田J1リーグ 第21節
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) June 30, 2024
6/30 18:00 KICK OFF⚽️#セレッソ大阪 × 名古屋グランパス
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ゲームは、セレッソが2点を先制し、グランパスに1点を返されるも、2-1で逃げ切りに成功している。
C大阪 2-1 名古屋グランパス
立ち上がりは概ね互角といった雰囲気だったが、前半2分には早くも名古屋FW山岸に、ボックス内からのシュートを許している。
グランパスはボール非保持の場面ではコンパクトに守って中盤を厚く、セレッソが楔のパスを入れた場合は人数をかけてチェック。攻撃時はあまりボールをこねずに素早く繋いで、シンプルにシュートで終わることを徹底していた。
セレッソは前節のようにMF奧埜が最終ラインに降りることはせず、主に左サイド奥のスペースにボールを送って、味方の上がりを待つ狙いのようだった。
セレッソの大きなチャンスとしては21分。人数をかけて攻め上がり、最後は名古屋PA内でFWレオ・セアラがカピシャーバからパスを貰ってシュートを放ったシーンがあったが、ボールは枠の上。
しかしその後25分にセレッソが先制。
グランパスがセレッソ陣内へ攻め込んでいる場面だったが、パスのズレたボールをSB奥田が軽いタッチでクリアー。ボールはセンターサークル付近へ飛んだが、そこでレオ・セアラが上手く名古屋DFハ・チャンレと身体を入れ替えて裏のスペースへ。
レオ・セアラはボールを持ったまま左サイドへ膨らみ、セレッソの上がりはFW上門のみで、2対4の数的不利の状況。恐らく両チームの選手もサポーターも、皆がクロスを予想したかと思うが、レオ・セアラは単騎でボックス内に侵入し、DFハ・チャンレを交わして角度のない位置から鋭いシュート。
これがファーサイドのゴールネットを揺らす先制点となった。
🌸🐺ゴールハイライト🐺🌸
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2024/6/30(日)2024明治安田J1リーグ 第21節
vs名古屋グランパス
26分 #レオセアラ
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その後は先制した勢いのままセレッソが攻勢を強め、30分には上門の献身的なプレスから、名古屋DF三國ケネディエブスにイエローカード。
36分にはグランパスのバックパスがズレた所をレオ・セアラが狙い、ボックス内で相手と交差。追加点のチャンスだったが、ここは名古屋DF三國ケネディエブスが足を伸ばして何とかクリアー。
前半はこのまま1-0で終了。
そして後半は立ち上がりから、グランパスがセレッソのゴールへ襲いかかる展開。立て続けにピンチを迎えるたが、セレッソも集中した守りでゴールは割らせず。
すると49分、ルーカス・フェルナンデスのスルーパスに抜け出した上門が、遠目から鋭いシュート。これは名古屋ゴールネットを揺らしたが、明らかなオフサイド。
54分の奧埜のミドルシュートは、惜しくも枠の右。
堪らず名古屋は60分に2人替え。永井/山岸/三國を下げ、榊原/パトリック/吉田を投入。
しかし次の得点もセレッソ。
64分にグランパス陣内でカピシャーバが、交代で入ったばかりの名古屋MF吉田からボールを奪い、そのまま左サイドからクロス。ここに中央のレーンを後ろから走り込んできたルーカス・フェルナンデスが右足を当ててネットを揺らす追加点となった。
🌸🐺ゴールハイライト🐺🌸
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2024/6/30(日)2024明治安田J1リーグ 第21節
vs名古屋グランパス
65分 #ルーカスフェルナンデス
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なおこのシーンでボールを奪われた名古屋MF吉田は、そのすぐ後にもパスがズレて、レオ・セアラにシュートを許すピンチを招いている。
それが理由かどうかは定かではないが、その直後に交代を告げられている。60分イン/67分アウトだ。敵ながら、これはなかなか切ない。彼に幸あれ。
しかしこの後は、グランパスが立ち位置を修正したこともあってボールを握られ、セレッソは受けにまわる展開に。
70分ごろには複数の選手の足も止まり始め、おいおい早く交代カード切れよと念じながら観戦していたが、小菊監督はなぜかグズグズと動かず。
そうこうしているうちに案の定、失点。コーナーキックのこぼれ球をミドルシュートで叩き込まれた形だった。
そしてその後にようやく小菊監督は2枚替え。いやいやいや、遅いやんか。。
結局、後半アディショナルタイムにはDFジャスティン・ハブナーも入れて5バックにし、何とか1点差を守り切って試合終了。
さっさと交代カードを使って無失点で乗り切りたかったが、ともかくこれで2連勝。上位チームとは当たらない3連戦だったとはいえ、2勝1分は及第点以上の結果で終えられたといえる。
選手採点(セレッソのみ)
GK
キム・ジンヒョン 6.0
失点シーンはノーチャンス。安定したパフォーマンスだった。
DF
奥田 勇斗 6.5
何度もセカンドボールを拾い、攻撃にも効果的に絡んだ。強さや突破力といった点でまだまだ伸び代はあると思うので、これからも成長を期待したい。
鳥海 晃司 6.5
シーズン前半は一昨年のような致命的ミスが散見されたが、ここ数試合は安定したプレーを見せてくれている。前へのチェックも的確で、文句なしの内容だったと思う。
西尾 隆矢 6.5
鳥海とともに集中したディフェンスを披露。サイドへのヘルプも素早く、安定感も増してきた。
舩木 翔 5.0
攻撃時には見せ場はなく、守備時には何度も左サイドを突破されていた。勝てたから良かったものの、後半はかなり狙われていた。
MF
田中 駿汰 6.5
やはり奧埜が近くにいると彼のパフォーマンスも上がる。良いタイミングで前目のポジションをとるなど、オフェンスを後方からバックアップした。
奥埜 博亮 6.5 (86分 OUT)
相変わらずあらゆるスペースに顔を出し、チームを助け続けた。田中とは縦になったり横になったりと、コンビネーションも良かった。
上門 知樹 6.0 (86分 OUT)
今日の彼のプレーに何も文句はないが、出来ればアシストか得点を期待したい。あの位置にいる選手への賞賛が、効果的なプレスやパスコースを消す動きといった事ばかりなのは、少し寂しい。
ルーカス・フェルナンデス 7.5 (78分 OUT)
毎試合、彼のことはベタ褒めだが、今節も大絶賛しかない。プレースキックの精度は今ひとつだったが、献身的な守備や決勝点となったワンタッチシュートなど、非の打ち所がない。とにかくボールを持てば、余計な時間をかけずにゴールへ向かってドリブルを仕掛ける姿勢は、相手にとっても驚異だろう。
カピシャーバ 7.0 (78分 OUT)
常に左サイドで圧倒的な存在感を示し、値千金の追加点となるボール奪取からのピンポイントクロス。果たして来季もセレッソにいてくれるのだろうか。
FW
レオ・セアラ 7.5 (92分 OUT)
センターサークルから左サイドへ膨らみ、最後はペナルティエリアに戻ってくる圧巻のドリブルシュート。ワンタッチゴーラーのイメージを払拭する素晴らしい先制点だった。
交代出場
柴山 昌也 ー(78分 IN)
出場時間が短く採点なし。
為田 大貴 ー (78分 IN)
出場時間が短く採点なし。
渡邉 りょう ー (86分 IN)
出場時間が短く採点なし。
平野 佑一 ー (89分 IN)
出場時間が短く採点なし。
ジャスティン・ハブナー ー (92分 IN)
出場時間が短く採点なし。
監督
小菊 昭雄 5.0
本文でも触れた、交代カードの致命的な遅さによる痛恨の失点。観るからにカピシャーバあたりは足が止まっていたのに、なぜ交代をあんなに躊躇するのだろうか。彼のお陰でクリーンシートを逃した。
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