【LP購入記録】MY LAURIE／アート･ペッパー

　完全にサボり常習犯となってしまった、レコードの購入記録。
　今週は5枚のLPを買ったが、まだ届いていない盤もあるので、取り急ぎ今日2回通して聴いた1枚をご紹介しようと思う。

マイ･ローリー／アート･ペッパー

　1978年3月、山形での アート・ペッパー のライブである。
　収録曲は3つだけで、A面2曲、B面1曲。アート・ペッパー 以外は、ミルチェ・レビエフ(p)、ボブ・マグヌッセン(b)、カール・バーネット(dr)というカルテット構成。
　見本盤を見つけたので、特に意味もなく買ってしまった。

　’78年のライブとあって、音質はまずまず。モノラルだが、聴いていて物足りなさはない。
　Discogs で調べても、アナログとしては日本盤しか明記されていないので、他国ではプレスされなかったのかもしれない。（但し本日現在、Apple Music にはある）

　さて内容としては、良くも悪くもエネルギッシュな雰囲気は希薄で、割とリラックスしたムードで演奏されているような趣きだ。激しいインタープレイを期待されると肩透かしを喰らうことになるが、柔和な流れの中で、それでもエモーショナルなメロディが聴ける。
　長尺曲ばかりでも、冗長なプレイにならないところは流石である。

　決して名盤ではないが、今後も思い出したように数ヶ月に一度、ターンテーブルに載せて聴くという、そんな1枚になりそうだ。満足。