もともと好きなシンガーではないのに、いま絶賛どハマり中の ダイアナ・クラール のLPを先週2枚入手した。
他にも2枚、別のアーティストのLPを購入したが、とりあえず彼女の2枚だけご紹介しとこうと思う。
LOVE SCENES/ダイアナ・クラール
アーティスト | DIANA KRALL |
タイトル | LOVE SCENES |
カタログNo. | 602547376985 |
プレス国 | ドイツ |
A面ランアウト | 602547376992-A G-2 RM |
B面ランアウト | 602547376992-B G-2 RM |
C面ランアウト | 602547377005-C G-2 RM |
D面ランアウト | 602547377005-D G-2 RM |
これはドラムのいない、トリオ演奏のアルバム。ベースとギター、そしてピアノとボーカルの ダイアナ・クラール の3人だけだ。
若い頃にドラマーだったことも大きく影響しているのか、音楽を聴いているときは、いつも耳が勝手にドラムを追っている。無意識のうちに、まずはドラムを聴いている。だから昨今のJ-POP作品の、音がゴチャゴチャになって細かいハイハットのプレーなどが聴き取れないサウンドは、本当に勘弁して欲しい。一体、誰があんなサウンドを求めているのだろうかと、毎回腹立たしく思っている。
とにかく未だに生ドラムではないアルバムは聴く気がしない。だから本作のように、アルバムを通してドラムレスな作品を買うのは、個人的には本当に珍しいことだ。
もちろん、それだけクオリティが高いということである。Apple Music では聴いていたのだが、的を射たアレンジと存在感抜群のベースに惹かれて、ついにレコードを買ってしまった。
ただ自宅オーディオで聴く分には、意外と鳴らす難しいLPだなというのが第一印象。変に低音が強すぎると効きづらいし、かといってその低音を下げると一気に作品の魅力が乏しくなる。
まだ一度、通して聴いただけなので、セッティングの挑戦は次の機会に行うつもりだが、部屋にあったサウンドで鳴らせるようになれば、相当な快感を味わえるのではないかと期待している。
TURN UP THE QUITE/ダイアナ・クラール
アーティスト | DIANA KRALL |
タイトル | TURN UP THE QUIET |
カタログNo. | 602557352184 |
プレス国 | ドイツ |
A面ランアウト | BH70165-01 A1 1٨ |
B面ランアウト | BH70165-01 B1 △1٨ |
C面ランアウト | BH70165-02 C1 |
D面ランアウト |
冒頭でも触れた通り、以前から ダイアナ・クラール の歌声はあまり好きではなかったのだが、ではなぜ今ハマっているのかというと、たぶん彼女のアルバムは音が良いからだろう。音質が高いというよりは、好みのサウンドなのだと思う。
本作にしても音は申し分なく、大きめの音量で流しても決してうるさくならず、みずみずしくリアルなサウンドをスピーカーから吐き出してくれる。どれだけボリュームを上げても耳障りにならないのだから、大したものだ。
ただ全体的に静かな曲が多く、スイングするような演奏は皆無に近いので、夜に聴いたりBGMとして流したりといった聴き方にも良いアルバムである。
ちなみにこのLPはA〜C面までで終わってしまうため、D面はまったく溝が掘られていない。それなら1枚のLPに収めて欲しかったと思うが、もしかしたら音質を考慮したのかもしれない。
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