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【セレッソ】 vs 横浜FC 観戦記

 今日のセレッソ大阪は、ホームで横浜FCと対戦。
 ただ理由は後述するが、今日はいつもの試合寸評および選手採点はお休みさせて貰うつもりだった。ところがよくよく考えると、前節の湘南ベルマーレ戦も、土日で北海道旅行に行っていた関係でブログ更新を休んでおり、2週連続は申し訳ないなと反省して、いつもと違って今日は観戦記といった内容だけ投稿させて貰おうと思う。
 試合内容に関する感想も選手採点も、今日はなしである。ご容赦頂きたい。

指定の席につくまで

 今日はDAZNではなくスタジアム観戦。しかもヨドコウ桜スタジアムとなって初めての、1列目からの試合観戦だった。
 もともと今日はDAZN観戦の予定だったが、数日前にふとチケット販売サイトを覗くと、ホームメイン北のSS指定席の1列目に、リセールが出ていた。
 いつもはホーム自由席か、指定席でも中段あたりから観ることが多いので、ちょっと1列目というのを体験するのも良かろうと思い、あまり迷わずポチった。

 ということで、自由席ではないので急いでスタジアムに行く必要はない。なのでセレッソのスポンサーでもある akippa で、比較的スタジアムに近い駐車場を予約しておいた。これでゆっくりと現地へ向かえる。
 ちなみに今日は、一時期セレッソにも在籍した玉田元選手がイベントで来るとのことで、ユニフォームも数年前のものを引っ張り出してきた。

  兵庫県民だが車なら阪神高速を使って1時間前後で長居まで行けるので、午前中にランニングと部屋の片付け、そしてほんの1時間だけレコードを聴いてから、キックオフの2時間前くらいに家を出た。
 阪神高速も空いており、予定通りキックオフの50分ほど前に到着。

 まずは恒例の鶴心の唐揚げだ。家人からも買って帰ってこい(晩御飯のおかずにする)と言われているので、これは欠かせない。
 いつもより鶴心の行列が短く、少し待っただけで購入できたので、トイレ等を済ませてもキックオフの15分前には、席につくことができた。

1列目の席に関して

 さてここからが本題。
 ヨドコウ桜スタジアムのメインスタンドの1列目というのは、もうピッチが目の前だ。もちろんそれは分かっていたので楽しみにしていたのだが、実際に着席してみると、高さが実に低い。ピッチにいる選手の目線の高さくらいだ。
 これはやってしまったと感じた。ピッチがまったく俯瞰できない。

 スタジアムで観戦することの楽しみの1つは、DAZNでは映らないボールから離れた位置にいる選手が、オフ・ザ・ボールでどのような動きをしているか観ることだ。
 ところがこの1列目に座ってしまうと、ピッチ全体を観ることなんて到底できない。
 我ながらやっちゃったなと感じた、キックオフ前のひと時であった。

 で、試合が始まると、やっぱり俯瞰的にゲームを観ることができない。確かに目の前にボールが転がってきたときは、迫力あるプレーが楽しめるが、どこにスペースがあって敵味方の選手たちがどのような狙いで動いているのか、ほとんど確認できない。
 冒頭で勿体ぶった書き方をしてしまったが、これが今回ブログで試合の寸評をしない理由である。試合の振り返りができるほど、きちんとゲームが観れていないのである。

 しかもメインスタンドのホーム側である。時間帯によっては目の前で控えの選手がアップを始める。
 ほんの2メートル前で体を動かしているので、人によってはとても嬉しいとは思うが、幸か不幸か私はミーハー的な性格ではないので、特にアップの光景に興味がない。逆に目の前で控えの選手が体を動かすので、その向こうで行われている試合が見辛い状況だった。

 ま、要するに私にとっては1列目は、良い席ではなかったのである。

 頭ではわかっていたことだが、実際に体験してみると想像を超えていた。サッカーは真横から観ると、面白さが半減するのである。
 良い勉強になった。
 とは言っても、なんだかんだで楽しい一日だった。何よりセレッソがクリーンシートでリーグ戦三連勝を飾ったし。

 それにしても、あの目線の高さでまるで上からピッチを見ているかのようなパスを出す香川や清武は、本当に凄いなと思う。
 あと、追加点のMF中原の得点シーン、SB舩木が眼の前で香川が倒されてもプレーを止めず、重要なパスを出していて素晴らしかったね。


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