【LP購入記録】ユーミン2枚とマイルス

　今週購入したLPは、この3枚。

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ユーミン･ブランドパート1／荒井由実
ユーミン･ブランドパート3／荒井由実
MILESTONES／マイルス･デイヴィス

ユーミン･ブランドパート1／荒井由実

アーティスト	荒井由実
タイトル	YUMING BRAND Part1
カタログNo.	ALR-4001
プレス国	日本
A面ランアウト	〄Ⓑ ALR 4001A　111 米米 CD
B面ランアウト	ALR 4001B　111 米米米米

　若い頃から、ベスト盤が好きだった。さすがにプログレ系バンドのものは買ったことはないが、ポピュラー音楽なんかは、割と抵抗なくベスト盤を購入してきた。
　ここ5年くらいは普段聴く音源がCDではなく Apple Music に変わったので、ベスト盤CDを買うことはなくなったが、代わりにアナログレコードでは購入を続けている。
　例えば 竹内まりや のLPなどはアルバムですべて揃えているにもかかわらず、｢Re-collection｣という3枚のベスト盤もすべて入手している。曲は完全に重複しているのだが、何となくその日の気分で聴き分けている。
　今回ゲットしたのは、荒井由実 のベスト盤。｢ユーミン･ブランド｣というタイトルで、やはり Part1〜3 まであり、そのうちの1枚目と3枚目を購入した。
　ただ、この1枚目のほうは再発盤だ。ベスト盤のリイシューということで、音質は期待できない。そもそも 荒井由実 のオリジナル・アルバムはすでに 1st｢ひこうき雲｣と 2nd｢ミスリム｣をLPで所有しているので、半分くらいは曲が重複してしまうが、ブックオフで510円だったので買ってみた。
　一聴したところ、やはり音がどうこうという感想は湧かなかったが、もともと彼女の作品にオーディオ的なものは求めていないので、別に構わない。それよりも、荒井由実 時代の代表曲のひとつ｢やさしさに包まれたなら｣が、アルバムに収録されているバージョンとは違っていたので戸惑った。
　知らずに買ったのだが、調べてみるとこのベスト盤にはシングル・バージョンが収められているらしい。アルバムのバージョンと比べるとかなりシンプルだが、これはこれで悪くない。というかこっちのバージョンの方が好みかも。
　知らずに買っただけに、これは嬉しい誤算だった。510円の価値は十分にあった。

ユーミン･ブランドパート3／荒井由実

アーティスト	荒井由実
タイトル	YUMING BRAND Part3
カタログNo.	ALR-25001
プレス国	日本
A面ランアウト	V　〄Ⓑ　ALR-25001A　112 米 R L
B面ランアウト	ALR-25001B　111 米米

　｢Part1｣を買ったので、ついでに｢Part3｣も買ってみた。そのうち｢Part2｣も揃えようとは思う。
　この3枚目に収録されているのは、軽く聴いたカンジでは、ややオリジナル・アルバムとは音の傾向が違っていた。このベスト盤のサウンドのほうが好みの曲もあるし、オリジナル・アルバムの方が好みのものもあった。
　ま、それはそれで聴く愉しみにもつながるので、OKとしよう。
　それにしても、これらのベスト盤3枚のいずれにも、1stアルバムのタイトル曲にして名曲中の名曲｢ひこうき雲｣が収録されていないのは、一体どういう了見なのだろうか。

MILESTONES／マイルス･デイヴィス

アーティスト	Miles Davis
タイトル	Milesones…
カタログNo.	MFSL 1-374
プレス国	アメリカ
A面ランアウト	MFSL1-374 A6　KW@MoFi　20555.1(3)
B面ランアウト	MFSL1-374 B6　KW@MoFi　20555.2(3)

　昨年、Analogue Productions盤の ノラ・ジョーンズ や ヘレン・メリル、ビル・エヴァンス などのLPを購入して、その高音質ぶりに心底驚かされた。
　だからそのうち、同じく高音質で有名な Mobile Fidelity のLPも、どれか買ってみようと常々考えていた。
　で、今週たまたまこの Mobile Fidelity盤｢MILESTONES｣の未開封品がフリマで売られていたのを見つけ、売価も特にプレミア価格ではなかったので、あまり迷わずにポチった。
　そして早速、今日聴いてみたのだが、特に感動するような音ではなかった。そもそもこの｢MILESTONES｣を他のLPで聴いたことがないので、Mobile Fidelity盤が高音質なのかどうか判断がつかないのだが、驚くようなサウンドではなかったというのが率直なところだ。
　もちろん良音には違いないし、買って損したとも思わないので、これはこれでしばらく楽しんで聴けると思う。