本ページはアフィリエイトによる収益を得ています

【セレッソ】 vs 鹿島アントラーズ(2024年J1リーグ第37節)

 今日のセレッソ大阪は、ホーム最終戦。鬼門・鹿島アントラーズを迎えての一戦である。
 スタメンは下記公式Xの通り。山田がレオ・セアラとともにトップに入っている布陣だった。

 試合は序盤にセレッソは2点を奪われ、そのまま0-2で敗北を喫している。

C大阪 0-2 鹿島アントラーズ

 今日もブログに書き残したい内容もなく、まったくモチベーションも上がらないので、さっさと雑感だけ残したい。

 試合は立ち上がりから、アントラーズがセレッソを押し込む展開。
 序盤のアントラーズはとにかく速攻。ボールを奪うとまず前へ。

 その圧をモロに受けたセレッソが、早くも9分に失点。アントラーズMF知念のミドルシュートをGKキム・ジンヒョンが弾き、そのこぼれ球をFW師岡に押し込まれた先制点だった。
 さらにその3分後、鹿島のコーナーキックからの流れで、最後はクロスボールをFW鈴木優磨が見事なボレーシュートでファーサイドのネットに突き刺す追加点。
 試合開始わずか13分で、先制されるとほぼ勝てない小菊セレッソが、2点ビハインドになってしまった。

 2点リードとなったアントラーズは、徐々に前への圧力を弱める。その分セレッソは相手ゴールに迫るシーンが増え、21分には偶発的に相手GKのすぐ前にいたFWレオ・セアラにボールが渡ったが、GK早川のビッグセーブにより、得点ならず。
 さらに39分には左サイドからクロスを受けたレオ・セアラが、PA内でワントラップからシュートを放つも、ミートできずボールは枠の外へ。

 こうして前半はアントラーズの2点リードで終了。

 そして後半、まずは48分にCB進藤から裏のスペースへのロングパスがFWレオ・セアラに渡るビッグチャンスを迎えたが、GK早川に詰められてシュートはわずかにポストの外。
 FWなら決めてほしい場面だった。
 52分にはMFルーカス・フェルナンデスがトリッキーなプレーから鹿島PA内までボールを運び、コントロール・ショットを放ったが、またもGK早川に触られて得点ならず。

 セレッソの勢いも、概ねこの辺りまでだった。60分を過ぎた頃からは徐々に雑なプレーが増え、次第にアントラーズの得意な時間帯へ。

 そして2点リードされたまま試合終了。無得点のまま小菊監督のホームでの戦いは終わってしまった。
 ま、小菊セレッソらしい一戦だったともいえる。先制されると勝てない、中断期間に何を仕込んだのか見えない、プレスが連動しない、攻撃に再現性がないと、ないない尽くしの90分。
 少し前にも同じことを述べたと記憶しているが、監督の退任が決まっていなければ到底、心おだやかには観ていられないゲームだった。

選手採点(セレッソのみ)

GK
キム・ジンヒョン 4.5
逆光だったとはいえ、1失点目の弾き方は不十分。全体的に低調なパフォーマンスだった。

DF
奥田 勇斗 4.5
ほとんど目立つシーンもなく、物足りなさしか残っていない。

進藤 亮佑 4.5
本文で触れたレオ・セアラに渡った裏へのロングフィードは見事だったが、それ以外のシーンではパススピードの遅さが悪目立ち。彼を背負った鹿島FW師岡に容易く前を向かれる場面もあった。

西尾 隆矢 5.5 (87分 OUT)
看過できないミスもあったが、気持ちのこもったディフェンスもあり、トータルでは悪くはなかった。

為田 大貴 5.5
今節もサイドバックとしての出場だったが、67分に見事なカバーでチームを救うなど、悪くないディフェンスを披露。攻撃面でも悪くはなかった。

MF
ルーカス・フェルナンデス 5.0 (76分 OUT)
どちらのサイドに入っても、一定以上の存在感を放った。たまに味方と意思が合わないシーンがあるのが残念。

喜田 陽 4.5 (76分 OUT)
パスがショートしてチャンスを潰す場面が散見。50分にはチャンスが作れそうなシーンで無謀なミドルシュート(大きく枠外)を打つなど、判断も拙かった。

奥埜 博亮 5.0
彼らしいスーパーな働きは鳴りをひそめ、ひたすらカバーと調整に追われた。

カピシャーバ 5.0 (66分 OUT)
彼らしい突破力が観られなくなって久しい。それでも相手に与える脅威はチーム随一だが、物足りなさは否めない。

FW
山田 寛人 4.5 (66分 OUT)
小菊監督のホーム最終戦で与えられたチャンスだったが、結果は残せず。序盤は悪くないパフォーマンスだったが、徐々に消えていった。

レオ・セアラ 4.5
好機はあったので、どれか1つは決めてほしかった。彼だからこそチャンスになったシーンもあったので、その意味では採点は厳し目だが、それでも彼には決めてほしかった。

交代出場
北野 颯太 4.5 (66分 IN)
少し前の空回りに近い彼だった。

柴山 昌也  5.0 (66分 IN)
いつも通りといえばいつも通り。それなりにボールに触ってそれなりにチャンスに絡むも、いつも結果は残せず。

山﨑 凌吾 ー (76分 IN)
出場時間が短く採点なし。

上門 知樹  ー (76分 IN)
出場時間が短く採点なし。

山下 達也 ー (87分 IN)
出場時間が短く採点なし。とにかくお疲れ様でした。短い出場時間でイエローカードをゲット。

監督
小菊 昭雄 4.5
いつも以上に選手の判断ミスが目についた今節。結局のところ、パスの出し所がない、味方の位置が目で確かめないと分からないという、立ち位置と再現性とゲームプランをプレーヤーに落とし込めていない監督の責任だろう。


↓ コメントはこちらへ ↓

タイトルとURLをコピーしました