今日のセレッソ大阪は、ホームでアビスパ福岡と対戦。
スタメンは下記公式Xの通り。前節に阪田が負傷したからか、田中がボランチ、為田が左SBに入った4バックでスタートしている。
明治安田J1リーグ 第36節
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) November 9, 2024
11/9 15:00 KICK OFF⚽️#セレッソ大阪 × アビスパ福岡
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試合は、終盤にセレッソが先制点を奪い、1-0で勝利している。
C大阪 1-0 アビスパ福岡
今日は珍しく休日出勤で、夜になってDAZN時差観戦してすでに時間も遅いので、いつも以上に雑に感想だけ残したい。
開始2分にはボックス内へ侵入されるなど、立ち上がりはややアビスパがボールを握る展開だったが、90分を通して概ねイーブンな試合内容だった。
セレッソの好機としては前半14分のロングカウンター。最後はPA内からFW北野が左足を振り抜いたが、ボールはファーサイドへ流れて枠をとらえられず。
今日、67分にピッチを去るまで、優れたパフォーマンスを見せ続けた北野だが、前節でも述べた通り、こういうシーンで決められないのが、彼の伸び悩む一因だろう。
北野は30分にも、アビスパPA内でこぼれ球をシュートしたが、ブロックされている。
しかし前半38分に試合が中断するアクシデント。クロスに走り込んだFWルーカス・フェルナンデスと、アビスパGK永石が衝突して、両者とも負傷退場となってしまった。
セレッソは柴山が、アビスパは村上が代わりに入って試合再開。
直後の46分には、柴山が思い切ったミドルシュート。惜しくもボールはクロスバーに当たり先制とはならなかったが、入っていれば大ゴラッソともいうべきシュートだった。
こうして前半は、両チームとも得点は奪えず、0-0で終了。
そして後半、まずは59分にMF田中駿太が、福岡側ペナルティアーク付近にいたカピシャーバへパス。カピシャーバはこれをスルーして、逆サイドから走り込んだSB為田がダイレクトでシュート。
しかしここはGK村上に弾かれ、またも先制ならず。
その後セレッソは67分に、北野とカピシャーバに替えて、山﨑と山田を投入。すると70分にこの二人が決定機。
FWレオ・セアラがセンターサークル付近でパスを貰い、そのまま左のレーンをドリブルで持ち上がって、バイタルに走り込んだ山﨑へパス。
これを山﨑が相手DFともつれながら、左から走り込んだ山田へ絶妙なトスを落とし、山田がダイレクトでシュート。
これもGK村上に阻まれてしまうが、このシーンは決めておきたい場面だった。
しかし80分にようやくセレッソが先制。
左から為田が入れたクロスは一旦弾かれたものの、拾った田中駿太がシュートフェイントで一人かわし、左足を振り抜いてネットを揺らしたゴールだった。
🌸🐺ゴールハイライト🐺🌸
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) November 9, 2024
2024/11/9(土)2024明治安田J1リーグ 第36節
vsアビスパ福岡
81分 #田中駿汰
ハイライトは #DAZN で📹https://t.co/xXqK5hqXhy#シャウエッセンサポーティングマッチ#パリッと桜満開#セレッソ大阪 #ForOurOsaka pic.twitter.com/Vj9yfcZyxH
結局これが決勝ゴールとなり、セレッソが1-0で勝利。
前節同様、特にこれといって語りたい内容のゲームではなく、ただ頑張っているだけのフットボールだった。
まぁ事実上の消化試合であり、なおかつ今季限りで監督の退団もすでにリリースされているチーム同士の1戦である。観ているほうもどこか冷めた目で眺めていたかもしれない。
ともかく、ルーカス・フェルナンデスと永石が軽傷であることを、心から祈りたいと思う。
選手採点(セレッソのみ)
GK
キム・ジンヒョン 5.5
クリーンシートでの勝利だが、ほとんどアビスパは枠内シュートを打ててなかったのではないだろうか。彼が目立つシーンは、そう多くはなかった。
DF
奥田 勇斗 6.0 (91分 OUT)
物足りなさは残ったが、及第点は超えていた。特にビルドアップの場面でのボールの絡み方は、相手を少し混乱させる動きが目立った。
進藤 亮佑 5.5
良いカバーリングも少なくなかったが、あまり効果的ではないボールの持ち上がりや、危険な位置でファールを犯すといったマイナス点も少なからずあった。
西尾 隆矢 6.5
かなり安定したプレーで、攻撃時の積極性も良かった。ここ数節は、パフォーマンスが高止まりしている。
為田 大貴 6.0
サイドバックとしての90分だったが、大過なく遂行。アタッカーとして左サイドへ置くよりも、期待値が高かったように思う。
MF
田中 駿汰 6.5
前半は狙われていた時間帯もあったが、無失点で乗り切ると、後半に値千金の決勝ゴール。累積警告で次節は出場停止らしい。
奥埜 博亮 6.5 (82分 OUT)
前節は精彩を欠いたが、今節は一転、広いエリアをカバーする彼らしいパフォーマンスだった。あまりボールは来なかったが、タイミング良く裏のスペースを狙うシーンも散見された。
FW
ルーカス・フェルナンデス 5.5 (45分 OUT)
良いプレーを見せていたが、前半の終わりに負傷交代。脳震盪の疑いだったので、まずは無理せず経過を見てほしい。
北野 颯太 6.5 (67分 OUT)
ビルドアップ時のポジショニング、トラップ、キープ力、いずれも優れたプレーでアビスパに脅威を与えてた。プレーに風格さえ出たきたように思う。あとは決めるだけだぜオイ。
カピシャーバ 5.5 (87分 OUT)
献身的な守備が光るシーンもあったが、アタッカーとしては物足りなかった。
レオ・セアラ 5.5 (87分 OUT)
あまり得点チャンスはなかった。彼にはぜひ得点王を獲得してほしいのだが。
交代出場
柴山 昌也 6.0 (45分 IN)
ルーカス・フェルナンデスの負傷により急遽ピッチへ。よくボールに触って運び、大いにチームを助けた。本文で触れたミドルシュートが決まっていれば、間違いなくヒーローだった。
山﨑 凌吾 5.5 (67分 IN)
ようやくチームにフィットしてきた。味方との連携も深まってきて、プレーに力強さも出てきた。
山田 寛人 5.0 (67分 IN)
本文で触れた70分の決定機以外は、特に印象に残らず。
喜田 陽 ー (82分 IN)
出場時間が短く採点なし。
上門 知樹 ー (87分 IN)
出場時間が短く採点なし。
鳥海 晃司 ー (91分 IN)
出場時間が短く採点なし。
監督
小菊 昭雄 5.0
まもなく退陣する彼のフットボールは、やはりデザインも計画も感じられないまま終わりそうだ。
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