以前からふんわり考えていたことだが、先週末にマイルームの壁にレコードジャケットを飾る棚(というかレール)を取り付けてみた。
今日はこのことについて書いてみたい。
先に完成図を披露させてもらうと、下記写真のような見栄えとなっている。
どのように飾るか
レコードを壁に飾るとなると、一般的な方法は2つだろう。
額縁に入れて1枚1枚壁にかけるか、棚(またはレール)のような物を壁に取り付けてその上にジャケットを置いていくか。
概ねこの2通りだと思う。
実は今までも、額縁を3個だけ買ってきて、壁に飾っていた。
ただしレコード用の額は安くない。3枚程度ならともかく、10枚を超えてくるとなかなかの出費だ。
たまたま安い額縁(千円程度)を見つけて3枚だけ飾っていたのだが、安価だからかどうかは分からないが、ジャケットの出し入れが実に面倒な仕様になっている。到底、頻繁にジャケットを変える気にはなれないし、中のLPが聴きたくなっても額から取り出すのが面倒で、聴くのを我慢するという状態に陥っていた。
なのでやはりジャケットは、棚に載せるのが手間がかからなくて良いと、常々感じていた。
ところが額縁と同様、レコード用の棚なんて数が少ない。
ネットで探しても、なかなか思うような商品にヒットしない。ようやく見つけても、例外なく高価だ。
なのでレコード用途ではなく、代用できるようなレールや棚を探し始めた。
しかしこれもなかなか見当たらない。額縁を吊り下げるピクチャーレールなどの上にジャケットを載せられないかと色々と調べたが、今ひとつ適したものが見つからなかった。
もう諦めて、レコードジャケット専用に作成された木製のきちんとしたレールを、高いけれど買うしかないかなと考えていた矢先、近所のホームセンターで代用品を見つけたのである。
買ってきた部材
見つけたのは、ホームセンターの資材売り場にあった「アルミチャンネル」という名の、アルミ製のレールである。
このレールは横から見ると、コの字型になっている。
いくつかサイズがあったが、コの字部分の幅と高さが2cm角になっているレールを選んだ。これならジャケットを立てて置けるだろうと考えたのである。
ちなみに長さは2メートルのものをチョイス。
あとはこのレールを壁に掛けるフックがあれば解決する。
で、同じホームセンターのフック売り場に行ったところ、なんとか見つけた。
ただし買ってきた状態では、下の写真の左のようにフックに角度がついているので、右の写真のようにペンチで水平になるよう加工。これで2cmのレールなら、ちょうど乗せられるようになった。
壁への取り付け
取り付けの模様は、写真でご紹介させてもらう。
なおフックは、はじめはレールの両端に1つずつにしたが、レールの中央あたりがジャケットの重みで弛んだので、慌てて間に1つ付け足した。(レール1本に対し、フック3個使用)
まとめ
① 費用
かかった費用は、
レール:1,529円×2本
フック:549円(2個入)×3セット
で、合計4,705円。
2メートルのレールを2本(LPジャケットが計12枚飾れる)としては、かなり安上がりだろう。
② 気になる点
レールを2本設置するか3本にするか迷ったのだが、完成してみると3本にすべきだったかなと後悔している。ただこれはまたレールとフックを買ってくれば付け足せるので、近いうちに3本にしようかとは思っている。
あと、レコード専用に作られたレールではないので、飾っているジャケットをちょっと手前に倒すと、簡単に落下してしまう。例えば横の並びを間隔なくキツキツに飾った場合、1枚のジャケットを取るときに隣のLPに触れると、簡単に落ちてしまいそうになる。なので少し間隔を空けて飾る必要があるだろう。
あとは大きめの地震が来たときに、落ちる可能性もある。(まだ地震が来ていないので、どうなるか不明)
ちなみに、窓を開けていても入ってくる風で倒れることはない。
今のところ気になる点は、この2つくらいだ。
さて結論からいうと、個人的には大満足である。
近所のホームセンターで売っていた部材だし、壁への取り付けも実に簡単だった。LPもレールに載せているだけなので、気楽に入れ替えもできる。
何より5千円もかからずに済んだのが、最も喜ばしい。2Mのレール2本なら、1万円以上は覚悟していたので、これは嬉しい誤算になった。
あとはレールをもう1本付け足せば、さらに部屋が賑やかになるかなーと、楽しみである。
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